偏頭痛は、片頭痛とも書き、その文字の一部「偏」や「片」から、頭の左右どちらか片方が痛くなるものと誤って理解されてはいないでしょうか?
偏頭痛は、実は、頭の左右どちらか一方に痛みがある場合に限られず、左右両方とも痛くなる場合も偏頭痛といいます。
偏頭痛は、頭の片方または両方が、脈打つようにガンガン、ズキンズキンと痛む発作性の頭痛です。
偏頭痛は、脳の血管が原因で発生します。
脳の血管が発作的に「拡張」してしまう病気が、偏頭痛なのです。
また、偏頭痛の発作は、多くの場合、吐き気や嘔吐、めまいなどを伴うことが特徴的です。
偏頭痛は、頭痛持ちの頭痛のうち、緊張型頭痛に次いで多いとされています。
偏頭痛持ちの男女の比率は、1対4と、圧倒的に女性に多いのも特徴です。
偏頭痛の好発年齢は、20代から40代に集中しています。
偏頭痛は遺伝的な傾向があるようで、特に母親が偏頭痛持ちだと子供も偏頭痛になりやすいといわれています。