偏頭痛薬の服用のタイミング


偏頭痛薬の服用のタイミング

薬はなるべく飲みたくないと痛みを我慢して、偏頭痛がひどくなってから薬を服用する人がいます。

一般に、薬は飲んでから体内に吸収されて効果を発揮するまで、点鼻薬で約15分、飲み薬では約30分かかるといわれています。

ちなみに、最も速効性があるのは注射で、約10分といわれています。

このようなことから、偏頭痛がひどくなってから薬を服用したのでは、時すでに遅く、偏頭痛が始まったらできるだけ早めに薬を服用することが大切です。

一方、逆に偏頭痛が起こりそうだと思って、痛くなる前に早め早めに薬を飲んでいる人がいます。

このように、偏頭痛の“予感”で判断して薬を服用していくと、知らず知らずのうちに薬の服用回数が増えてしまうことになりかねません。

これは、解熱鎮痛薬誘発性頭痛(薬物乱用頭痛)の原因になることもあるので、十分に注意する必要があります。

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