緊張型頭痛とは?

緊張型頭痛とは?

一次性頭痛の代表として偏頭痛がありますが、もうひとつ緊張型頭痛というものがあります。

緊張型頭痛とは、筋肉の緊張(筋肉が固まった状態)によって引き起こされる頭痛です。

緊張型頭痛は、主に身体的・精神的ストレスや長時間のデスクワークなどが誘因になりますが、他にも、姿勢が悪い、運動不足、からだの冷えなどが緊張型頭痛の誘因になることもあります。

では、なぜ筋肉の緊張によって頭痛が引き起こされるのでしょうか?

筋肉は、その収縮や拡張によって血液を押し流す働きをしています。

つまり、筋肉がポンプの役割を果たしています。

筋肉の中で発生した乳酸やピルビン酸などの老廃物は、この筋肉のポンプの働きによって、筋肉の外へと流し出されます。

しかし、同じ姿勢を長時間とり続けたりして筋肉の緊張が続くと、この老廃物が筋肉内に溜まり、溜まった老廃物は、筋肉痛などの痛みの原因になります。

老廃物が蓄積すると、血管が収縮しがちになり、血管が収縮すると、さらに老廃物が溜まりやすくなります。

この悪循環によって、ますます痛みが増加します。

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