緊張型頭痛は、筋肉が緊張（筋肉が固まった状態）して筋肉内に老廃物が溜まることによって起こります。
したがって、緊張型頭痛に対しては、筋肉をほぐして筋肉のポンプ作用を回復させることが大切です。
肩や首がコリそうになってきたら、適宜休憩を入れて肩を上げ下げしたり、首を回したりといった軽い運動をするとよいでしょう。
また、血流をよくするために、蒸したタオルで肩や首を温めたり、ぬるいお風呂にゆっくり入るのも効果的です。
このように、気分転換してリラックスすることで、血行がよくなり筋肉もリラックスしてほぐれてきます。
自律神経には、興奮系の「交感神経」と、リラックス系の「副交感神経」があります。
筋肉の緊張や不眠など体調不良の原因となるのが、交感神経が優位になっている状態です。
自律神経のバランスが崩れてくると、緊張型頭痛も増えたり悪化したりします。
緊張型頭痛対策としては、日常生活の改善や工夫をして、リラックスすることで副交感神経優位の状態を少しでも長く維持できるようにすることが大切です。