二日酔いの頭痛は、脳の血管が拡張するために起こるものです。
アルコールは、胃と腸で吸収され血液中に入り、肝臓でアセトアルデヒドとなり、その後分解されて、炭酸ガスと水になります。
このアセトアルデヒドには、血管を拡張させる作用があるために、頭痛が起こるのです。
アセトアルデヒドを分解する能力には個人差があるので、二日酔いで頭痛を起こしやすい人は、アルコールの飲みすぎには注意しましょう。
二日酔いの頭痛に効く食べ物や飲み物には、次のようなものがあります。
柿に多く含まれているカタラーゼという酵素には、アセトアルデヒドの分解を促進させる作用があるといわれています。
一般に、カフェインは血管を収縮させる作用があります。
したがって、血管が拡張して起こっている二日酔いの頭痛には、カフェインを多く含むコーヒーや緑茶が効果的といえます。